いやぁ~伊達公子さん、引退したのは何歳だったかずいぶん若くして引退されたのでしたよね。37歳で現役復帰、とその年齢ばかりが強調されて報道されてますけど、しかし、カッコいいですよね~。淡々と戦って勝ってて。

で、今日ニュースで長年のコーチが彼女の強さの秘訣を話していたのですが、その内容が印象的でした。あの年齢で突然復帰して、まったくそれを感じさせないプレーをしている、その秘訣は何でしょうか?という質問に

「彼女は大変バランス良く体を使っているのです」

と答えていました。
体のどこかに負担をかけるような筋肉の使い方をしていると、どうしてもそこに無理がいってしまいパワーを持続させることができない。彼女の場合はパワーをバランスよく分散させ、非常に消耗の少ないからだの使い方をしている、のだそうです。

それから、引退後もフルマラソンに参加したりして体を使いつづけてきた。また子供達にテニスを教えたり、自分自身の精神的喜びとバランスを常に保つような充実した生活をしていた事が、現在の試合場でのメンタルタフネスに繋がっているのでは、とも答えていました。

これを聞いて私はとても深い意味合いを感じましたです。
日本の場合は何事も真剣になりすぎると、「喜び」とか「遊び」がなくなってしまって、それが結局ポキっと折れる「弱さ」に繋がってしまう事が多いと思います。もしかしたら、彼女が天才プロプレーヤーとして大活躍していた時は、すんでの所でポキっと折れそうなくらいギリギリだったのかもしれないですね。彼女自身、このままではヤバイ・・と思ったのかもしれません。(その辺の実情は良く知りませんが、、。)

2~3年前だと思いますが、雑誌で彼女のインタビュー記事を読んだことがありました。外国人のご主人とモナコかどっかに住んでいて、お友達も多く、そこでの生活をエンジョイしている様子が伺える内容でした。

「誰も私を特別視しないし、それぞれの自由を生きている環境が良い。夫と精神的にも現実的にも支え合っている実感があり、安心して充実した生活を送れることに感謝している」

というような事を話していました。
引退した時は、「え?もう引退しちゃうの?」って感じでしたが、今の彼女を見ると、あの時引退して本当に正解だったのね、と思いますね。素敵です。

外国に住んだこともきっと彼女にとっては良かったのでは、と思いますね。
日本はとても素晴らしい国だし、私は大好きだけれど、この国の人たちのボキャブラリーの中には
「私は私だから」
という言葉が存在しない事が多いです。ひしめきあう周囲の人たちや、情報の渦の中で、自分がどうしたいかさえも見失ってしまう。

彼女を見ていると、「私は私なの」
という内なるメッセージが伝わってくるように思います。
それが、よけいなところに力を使わない、しなやかな体と、延び延びした力強いプレーに繋がっているのでは、と感じます。
清々しいです。

そのようにありたいですね。

伊達公子さん、末永く美しいプレーを楽しんでください。

いやぁ~伊達公子さん、引退したのは何歳だったかずいぶん若くして引退されたのでしたよね。37歳で現役復帰、とその年齢ばかりが強調されて報道されてますけど、しかし、カッコいいですよね~。淡々と戦って勝ってて。

で、今日ニュースで長年のコーチが彼女の強さの秘訣を話していたのですが、その内容が印象的でした。あの年齢で突然復帰して、まったくそれを感じさせないプレーをしている、その秘訣は何でしょうか?という質問に

「彼女は大変バランス良く体を使っているのです」

と答えていました。
体のどこかに負担をかけるような筋肉の使い方をしていると、どうしてもそこに無理がいってしまいパワーを持続させることができない。彼女の場合はパワーをバランスよく分散させ、非常に消耗の少ないからだの使い方をしている、のだそうです。

それから、引退後もフルマラソンに参加したりして体を使いつづけてきた。また子供達にテニスを教えたり、自分自身の精神的喜びとバランスを常に保つような充実した生活をしていた事が、現在の試合場でのメンタルタフネスに繋がっているのでは、とも答えていました。

これを聞いて私はとても深い意味合いを感じましたです。
日本の場合は何事も真剣になりすぎると、「喜び」とか「遊び」がなくなってしまって、それが結局ポキっと折れる「弱さ」に繋がってしまう事が多いと思います。もしかしたら、彼女が天才プロプレーヤーとして大活躍していた時は、すんでの所でポキっと折れそうなくらいギリギリだったのかもしれないですね。彼女自身、このままではヤバイ・・と思ったのかもしれません。(その辺の実情は良く知りませんが、、。)

2~3年前だと思いますが、雑誌で彼女のインタビュー記事を読んだことがありました。外国人のご主人とモナコかどっかに住んでいて、お友達も多く、そこでの生活をエンジョイしている様子が伺える内容でした。

「誰も私を特別視しないし、それぞれの自由を生きている環境が良い。夫と精神的にも現実的にも支え合っている実感があり、安心して充実した生活を送れることに感謝している」

というような事を話していました。
引退した時は、「え?もう引退しちゃうの?」って感じでしたが、今の彼女を見ると、あの時引退して本当に正解だったのね、と思いますね。素敵です。

外国に住んだこともきっと彼女にとっては良かったのでは、と思いますね。
日本はとても素晴らしい国だし、私は大好きだけれど、この国の人たちのボキャブラリーの中には
「私は私だから」
という言葉が存在しない事が多いです。ひしめきあう周囲の人たちや、情報の渦の中で、自分がどうしたいかさえも見失ってしまう。

彼女を見ていると、「私は私なの」
という内なるメッセージが伝わってくるように思います。
それが、よけいなところに力を使わない、しなやかな体と、延び延びした力強いプレーに繋がっているのでは、と感じます。
清々しいです。

そのようにありたいですね。

伊達公子さん、末永く美しいプレーを楽しんでください。