先日、数年来お世話になっているヨガの先生(男性)が、還暦も過ぎ、これまでの活動を一段落させることを決められたので、歓送会に参加してきました。インドでいう、林住期(結婚や仕事など世俗のお勤めを終え、静かに瞑想の生活に入る時期)に入られるのか、その後の生活は、まだ何も考えていません、ということで、インドに旅だって行かれました。
その、新しい旅立ちを祝う会で、彼が歌ってくれたのが、この唄でした。

自由への長い旅/はっぴいえんど 岡林信康

人間は、「自由」のために、ずっと、ず~~っと「戦って」きたのですよね。

それは、戦うことで、自由を得られると思っていたからなのでしょう。

そして、それは、必要な事だったのでしょう。

本当に、人類、お疲れさまの巻・・という感じでもあります。

そういえば、世界の最も偉大な教典の一つ、「バガヴァッド・ギーター」では、舞台は戦場です。けれど、これはもちろん、戦いを勧めているものではなく、いかなる行為も、無執着で行われるべきであり、戦いを前にして困惑する勇者アルジュナを、神の化身クリシュナが、その行為を通して悟りへと導く、あらゆる宗教や教えにも共通した深い教えなのです。

戦い、っていえば突然ですが、フランス国家(私、大好きなのですが)
は、何と軍歌なのです。

20年前に留学先のフランスで、フランス文化のクラスの先生が、これほど野蛮な国歌は、世界でも珍しいんだよ、と自嘲気味に説明してくれました。

何せ、「隊を組め~、進め~、進め~、血の海を!!勝利のために~~!」
みたいな感じで(^^; モードや芸術の国フランス、実は血の気が濃いのね、、って感じです。

でも、すばらしい曲なのです:

ミレイユ・マチュー/ラ・マルセイエーズ(フランス国家)

ミレイユ・マチューが歌う、ラ・マルセイエーズ、大好きです。
彼女がこれを歌う時、どう考えても、ジャンヌダルクとか、マグダラのマリアとか、自由平等博愛の女神が降りてきているとしか、思えません。
なんというか、他人事に思えない・・っていうか(笑)

(ちなみに、フランス国旗のトリコロール、赤・白・青は、自由平等博愛、を表わしています。)

シャンソンついでに、ヨガの先生が歌ってくれた、もう1曲の唄。
エディット・ピアフの名曲、Je ne regrette rien.
美輪(明宏)さんの邦訳では、「水に流して」というタイトルですが、
本当の直訳は、「私は何も後悔しない」
という意味なのです。

エディット・ピアフの壮絶の人生の最期に、アルコールと薬づけの日々の中から舞台復帰した時、その復帰コンサートで彼女が舞台に現れたとき、観客からの拍手は16分間なりやまず、アンコールは22回に及んだそうです。

やはり、熱いです、フランス人・・・。
そんな存在に匹敵するアーティスト、日本では、美空ひばりさんくらいですかね、、。

下の映像は、エディット・ピアフの映画からの映像です。

エディット・ピアフ/Non, Je Ne Regrette Rien(”私は何も後悔しない”)

人生の最期に、「私は何も後悔しない」と叩きつけるように歌っています。
そんなふうに、言いたいですね、、。

先日、数年来お世話になっているヨガの先生(男性)が、還暦も過ぎ、これまでの活動を一段落させることを決められたので、歓送会に参加してきました。インドでいう、林住期(結婚や仕事など世俗のお勤めを終え、静かに瞑想の生活に入る時期)に入られるのか、その後の生活は、まだ何も考えていません、ということで、インドに旅だって行かれました。
その、新しい旅立ちを祝う会で、彼が歌ってくれたのが、この唄でした。

自由への長い旅/はっぴいえんど 岡林信康

人間は、「自由」のために、ずっと、ず~~っと「戦って」きたのですよね。

それは、戦うことで、自由を得られると思っていたからなのでしょう。

そして、それは、必要な事だったのでしょう。

本当に、人類、お疲れさまの巻・・という感じでもあります。

そういえば、世界の最も偉大な教典の一つ、「バガヴァッド・ギーター」では、舞台は戦場です。けれど、これはもちろん、戦いを勧めているものではなく、いかなる行為も、無執着で行われるべきであり、戦いを前にして困惑する勇者アルジュナを、神の化身クリシュナが、その行為を通して悟りへと導く、あらゆる宗教や教えにも共通した深い教えなのです。

戦い、っていえば突然ですが、フランス国家(私、大好きなのですが)
は、何と軍歌なのです。

20年前に留学先のフランスで、フランス文化のクラスの先生が、これほど野蛮な国歌は、世界でも珍しいんだよ、と自嘲気味に説明してくれました。

何せ、「隊を組め~、進め~、進め~、血の海を!!勝利のために~~!」
みたいな感じで(^^; モードや芸術の国フランス、実は血の気が濃いのね、、って感じです。

でも、すばらしい曲なのです:

ミレイユ・マチュー/ラ・マルセイエーズ(フランス国家)

ミレイユ・マチューが歌う、ラ・マルセイエーズ、大好きです。
彼女がこれを歌う時、どう考えても、ジャンヌダルクとか、マグダラのマリアとか、自由平等博愛の女神が降りてきているとしか、思えません。
なんというか、他人事に思えない・・っていうか(笑)

(ちなみに、フランス国旗のトリコロール、赤・白・青は、自由平等博愛、を表わしています。)

シャンソンついでに、ヨガの先生が歌ってくれた、もう1曲の唄。
エディット・ピアフの名曲、Je ne regrette rien.
美輪(明宏)さんの邦訳では、「水に流して」というタイトルですが、
本当の直訳は、「私は何も後悔しない」
という意味なのです。

エディット・ピアフの壮絶の人生の最期に、アルコールと薬づけの日々の中から舞台復帰した時、その復帰コンサートで彼女が舞台に現れたとき、観客からの拍手は16分間なりやまず、アンコールは22回に及んだそうです。

やはり、熱いです、フランス人・・・。
そんな存在に匹敵するアーティスト、日本では、美空ひばりさんくらいですかね、、。

下の映像は、エディット・ピアフの映画からの映像です。

エディット・ピアフ/Non, Je Ne Regrette Rien(”私は何も後悔しない”)

人生の最期に、「私は何も後悔しない」と叩きつけるように歌っています。
そんなふうに、言いたいですね、、。