映画「ルンタ」観てきました。
日本ではあまり報道されませんが、チベットでは中国の圧政に対して自らに火を放ち、非暴力の抵抗を示す”焼身抗議”が後を絶ちません。
これは”自殺”という言葉では捉えられない行動。
自分の後にはもう焼身者が出なければよいとの祈りをこめて。
暴力によるテロが世界を席巻する今、この映画は、非暴力の闘いに込められたチベット人たちの誇り高いメッセージです。
東京(渋谷のイメージフォーラム)では本日28(金)までですが、全国では順次公開されるようですし、いつかどこかで、是非みて欲しいです。
私たち日本人は今、あのチベットの人たちのように自らの言語や、文化や宗教、生活様式を縛られるという目に見えた圧政のもとにはいないけれど、その実、どれだけ自由なのだろうかと思う。
私はこの映画を観て、どの国が、誰が、どの権威が悪だからそれと闘うというよりは、人間の中の、他者を支配してコントロールして、自らが勝者となりたいという欲求について、深く思いを馳せました。
けれども純粋な魂の領域は、何人たりとも支配することはできないのだと。
生きるということは、果てしない自由への道なんだと、改めて思いました。
「ルンタ」オフィシャルサイト
http://lung-ta.net/
*追記
2015/9/19より東中野ポレポレにて、アンコール・ロードショーが決定したそうです。
映画「ルンタ」観てきました。
日本ではあまり報道されませんが、チベットでは中国の圧政に対して自らに火を放ち、非暴力の抵抗を示す”焼身抗議”が後を絶ちません。
これは”自殺”という言葉では捉えられない行動。
自分の後にはもう焼身者が出なければよいとの祈りをこめて。
暴力によるテロが世界を席巻する今、この映画は、非暴力の闘いに込められたチベット人たちの誇り高いメッセージです。
東京(渋谷のイメージフォーラム)では本日28(金)までですが、全国では順次公開されるようですし、いつかどこかで、是非みて欲しいです。
私たち日本人は今、あのチベットの人たちのように自らの言語や、文化や宗教、生活様式を縛られるという目に見えた圧政のもとにはいないけれど、その実、どれだけ自由なのだろうかと思う。
私はこの映画を観て、どの国が、誰が、どの権威が悪だからそれと闘うというよりは、人間の中の、他者を支配してコントロールして、自らが勝者となりたいという欲求について、深く思いを馳せました。
けれども純粋な魂の領域は、何人たりとも支配することはできないのだと。
生きるということは、果てしない自由への道なんだと、改めて思いました。
「ルンタ」オフィシャルサイト
http://lung-ta.net/
*追記
2015/9/19より東中野ポレポレにて、アンコール・ロードショーが決定したそうです。