ここ最近、続けて「言語力の低下」に関する報告のTV番組を見ました。
とても興味深かったです。
若い人が自分の言いたい事を順序立てて説明したり、文章に書いたりすることが著しく苦手である、という傾向。
4年前のサッカーワールドカップで、日本の代表チームが敗退した大きな原因の一つが、試合中のコミュニケーションがうまく行なわれていなかった事だとか、職場や教育の現場で、若い人が意思表示や報告がきちんとした文章で表現できないこと、それに対する取り組みなどがレポートされていました。
私自身、仕事柄「効果的に相手と対話し、こちらの伝えたい事を伝える」という事は、非常に重要な要素なのですが、もともと論理的にうまくコニュニケートできる方だったか、というと全然そんな事はありません。
タイプ的には感覚的、直感的な方なので、今でもプライベートでは、かなり言いたい事を言いたい放題に喋る方かもしれません(笑)
しかしだからこそ、学生時代、会社勤め時代、セラピストになってからを通して、自分の感性をいかに的確な言語にのせて発するか、という事に関しては無意識のうちにかなりのトレーニングを積んだといえるかもしれません。
会社では、上司や会社が自分に何を求め、それに対して自分がどう表現(仕事)できるか、という事の筋道を理解することは、とても論理的かつ言語的能力でもあると感じます。
試しに「仕事ができる」と言われる人に、自分の仕事について1分間で説明してみてくださいと問えば、恐らく100%に近い人がクリアな説明をしてくれる事でしょう。
その位、思考がクリアになっていることと、言語力というのは結びついていると思います。
人間関係でトラブルが多い人、或はその渦中にいる人、仕事がうまくいかない人、感情がうまくコントロールできない人、の話を聞いていると、ほとんどの場合、秩序立てて話をすることが出来ません。或は、言葉がうまく出てきません。
つまり、脳が整頓できていない状態なのです。
(注:できてなくてもいいんですよ。笑 うまく喋れない事は気にしないで下さい。)
単発のリーディングセッションなどでは、そんな事には慣れていますから、その方の言語・非言語、その他必要各所から情報を読み取って、ポイントを絞って問題点を代弁し、ご自身の気づきへとフィードバックする事を時間内で行なうわけですが、連続セッションを行なうようになってからは、さらに面白く感じることがあります。
それは、気づきが深まり、様々な抑圧が外れて、自己の方向性や行動の指針がクリアになってくると、皆さんとてもクリアな言語表現をされるようになります。
それは何も、コニュニケーション指導などをしているわけでもなく、脳が整理されて、無駄なマインドのおしゃべりが減り、必要な時に必要な道具として思考が使えるようになるからだと思います。
よく、直感的である事と、論理的である事を、相反する事として捉える方がいますが、私はそうではないと思います。
直感的でありながら、必要な論理的思考はできますし、
また相手の状況をよく読み取りながら、秩序立てて説明する事などは「思いやり」にも属する事だと思います。
ここに、日本人特有の「察する心」が生きてきます。
そういったトレーニングを心がけると、自然と人間関係や仕事上のトラブルといったものは減ってくるのです。
今日は満月瞑想とお話し会の日でした。
参加された皆さん、それぞれいろんな体験をされましたが、このような瞑想体験をシェアしたり、日常生活とは離れた場所で、普段と違う脳を使いそれを言語で表現すること、これも大変に直観力と言語表現力UP、ひいては現実を生きる力に繋がることだな~と感じています。。
左脳と右脳を、上手にバランスよく使えるようになる、それは人間が持つ潜在能力をUPさせるので、現実力の向上に繋がっていくのですね。
次回の「満月瞑想とお話し会」は3月1日です。
ここ最近、続けて「言語力の低下」に関する報告のTV番組を見ました。
とても興味深かったです。
若い人が自分の言いたい事を順序立てて説明したり、文章に書いたりすることが著しく苦手である、という傾向。
4年前のサッカーワールドカップで、日本の代表チームが敗退した大きな原因の一つが、試合中のコミュニケーションがうまく行なわれていなかった事だとか、職場や教育の現場で、若い人が意思表示や報告がきちんとした文章で表現できないこと、それに対する取り組みなどがレポートされていました。
私自身、仕事柄「効果的に相手と対話し、こちらの伝えたい事を伝える」という事は、非常に重要な要素なのですが、もともと論理的にうまくコニュニケートできる方だったか、というと全然そんな事はありません。
タイプ的には感覚的、直感的な方なので、今でもプライベートでは、かなり言いたい事を言いたい放題に喋る方かもしれません(笑)
しかしだからこそ、学生時代、会社勤め時代、セラピストになってからを通して、自分の感性をいかに的確な言語にのせて発するか、という事に関しては無意識のうちにかなりのトレーニングを積んだといえるかもしれません。
会社では、上司や会社が自分に何を求め、それに対して自分がどう表現(仕事)できるか、という事の筋道を理解することは、とても論理的かつ言語的能力でもあると感じます。
試しに「仕事ができる」と言われる人に、自分の仕事について1分間で説明してみてくださいと問えば、恐らく100%に近い人がクリアな説明をしてくれる事でしょう。
その位、思考がクリアになっていることと、言語力というのは結びついていると思います。
人間関係でトラブルが多い人、或はその渦中にいる人、仕事がうまくいかない人、感情がうまくコントロールできない人、の話を聞いていると、ほとんどの場合、秩序立てて話をすることが出来ません。或は、言葉がうまく出てきません。
つまり、脳が整頓できていない状態なのです。
(注:できてなくてもいいんですよ。笑 うまく喋れない事は気にしないで下さい。)
単発のリーディングセッションなどでは、そんな事には慣れていますから、その方の言語・非言語、その他必要各所から情報を読み取って、ポイントを絞って問題点を代弁し、ご自身の気づきへとフィードバックする事を時間内で行なうわけですが、連続セッションを行なうようになってからは、さらに面白く感じることがあります。
それは、気づきが深まり、様々な抑圧が外れて、自己の方向性や行動の指針がクリアになってくると、皆さんとてもクリアな言語表現をされるようになります。
それは何も、コニュニケーション指導などをしているわけでもなく、脳が整理されて、無駄なマインドのおしゃべりが減り、必要な時に必要な道具として思考が使えるようになるからだと思います。
よく、直感的である事と、論理的である事を、相反する事として捉える方がいますが、私はそうではないと思います。
直感的でありながら、必要な論理的思考はできますし、
また相手の状況をよく読み取りながら、秩序立てて説明する事などは「思いやり」にも属する事だと思います。
ここに、日本人特有の「察する心」が生きてきます。
そういったトレーニングを心がけると、自然と人間関係や仕事上のトラブルといったものは減ってくるのです。
今日は満月瞑想とお話し会の日でした。
参加された皆さん、それぞれいろんな体験をされましたが、このような瞑想体験をシェアしたり、日常生活とは離れた場所で、普段と違う脳を使いそれを言語で表現すること、これも大変に直観力と言語表現力UP、ひいては現実を生きる力に繋がることだな~と感じています。。
左脳と右脳を、上手にバランスよく使えるようになる、それは人間が持つ潜在能力をUPさせるので、現実力の向上に繋がっていくのですね。
次回の「満月瞑想とお話し会」は3月1日です。