思えば四半世紀振り・・

先週、私の最愛のアーティスト、ライ・クーダーさまの来日公演をみにいくことができました。感激、感涙でありました。

ライ・クーダーは、映画音楽(パリ・テキサスなど)や最近ではキューバの老ミュージシャンたちと一緒にやって映画にもなった「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」の音楽で有名ですが、元来とってもロックでテックスメックスなおやじ(今では60を過ぎています)なのです。

何といっても私が彼を愛している所以は、その類いまれなスライドギターの音です。ぎゅい~~~~ん♪
そして、世界中の音楽を知り、どんな音楽もライ・クーダ-風にアレンジしてしまう凄い音楽センスと味です。

私は彼の音を15才の時にきいて、それ以来、ずーっとこの人の音楽の大ファンなのです。そんなに長い間「やっぱり一番好き」と言い続けている人はミュージシャン多しといえども、この人だけです。何せ30年来ですからね。。

そもそも彼のアルバム(当時はLPレコード)を、兄の部屋からこっそり持ち出し、自分の部屋でこっそり聴いて以来、「なんていいんだろう。。」と思ったのがはじまり。
兄はこれまでの人生で、ほとんど兄らしい事はしてくれたことがありませんが、彼の音楽的嗜好が、私の音楽人生に影響を与えたことは間違いなく、まぁそれだけでも私にとっては充分といえる存在価値ではあります(笑)

高校の時に出会った男友達らの中には、けっこうブルース好きやテックス・メックス好きがいたから、ライ・クーダーを好んで聴いてる奴なんかもいたけど、女子では皆無。その話題すらしたこともありませんでした。
これは何と、30年経った今でも変わっておらず、私は未だかつて、ライ・クーダが好き、という女性には、日常生活の中で一人も出会ったことがありません( ; ;)

(ちなみに、以前、音楽評論家のピーター・バラカンさんを好きと書いたことがありましたが、それは彼が私の知っている中では唯一、ライ・クーダーのアルバムは出ると全部買うほどのライ・クーダーファンだからです。)

でも当時はそこまで思い入れがあったわけでもなかったのですが、私が彼の音への愛を確信したのはその後、大学生になってから、TVでやっていた「ストリート・オブ・ファイア」という映画を何気なく観ていた時。

映画の中で、ズイ~~~~ンというあのスライドギターの音が入った途端、私は
カッコイイ~~~!!
あの人の音みたいだ。
あの人が弾いているのかもしれない。
いや、きっとあの人の音だ!!

と思いながら映画を最後までみてて、最後のキャプションで

音楽/ライ・クーダー

の文字を見た時、私は彼への愛を確信したのでした(笑)

そう、あの音は、彼でなくてはダメなのです。

しかし、ほとんどレコード、しばらく経ってからはCDで聴くだけで、どうしてそこまで好きなのか、何がそんなに好きなのか、そんな通好みみたいな人の音を(だって、彼のファンはほとんどギーター小僧とか音楽通みたいな人ばかりで)ずっと不明だったんですけど(だって私は音楽通でも何でもないのです)、今にして思えばいろんな要素が浮かび上がってくるのです。

私はどうも、土臭いながら洗練されている、というような一見相反するようなものが融合しているものが好きみたいで。

あとテックスメックス、というのは、テキサス~メキシコの国境あたりの2つの音楽がミックスされたジャンル。ラテンのエネルギーがミックスされています。
ニューオリンズは、ルイジアナ州。
ルイジアナといえば、フランスからの移民が住み着いた場所です。
その辺りには、行った事ないのですが、馴染みの気を感じます。

それに加えて、ライのワールドワイドな音楽感覚と凄いギターテクニック、それらがたまらないのでございます。

私はギタ-の事なんてほとんど知らないし、音楽に詳しいわけでも何でもないのです。ただ、好きなもの、というのはかなりハッキリ感じるだけだと思います。ギターテクニックが凄い人は他にも沢山いるのでしょうが、同じように好きと感じたことはありません。

そう、好きなものが好き。

好きなものは好き。

と、いうことで、好きな所以を書いていたら長くなっちゃた。。
その日はオーチャードホールで、ニック・ロウとの公演でした。

とっても肥えてオッサンになっていたけど、でもでもっ!
音も声も衰えていなかった~
しかも、すごくファンキーだった♪

最近すっかり落ち着いてしまったのかと思っていたので、とても嬉しかったです。またまだロックなスピリットも、ラテンなスピリットも健在。。

やっぱり私は赤土色の大地で育った感覚が、このカラっとファンキーな感じと鋭敏な感性の同居が、好きなんだな~と改めて納得。

しかし、会場がオーチャード・ホールはな~~
(ライさまは、「ホテルみたいな名前のホールだな・・」と言っていました。)
ライブハウスかどっかでお酒でも飲みながら踊りながら聴いたらどんなに楽しいことかと思うのでありました。

だけど~~

至福の時間でございました~~!

ありがとうライさん!!
また日本に来てね!!!

20年前のライさま見る?
カッコいいよ~↓

サントリー EARLY TIMES ライ・クーダー 1988

携帯サイトはこちらhttp://www.maria-angels.jp/m/

思えば四半世紀振り・・

先週、私の最愛のアーティスト、ライ・クーダーさまの来日公演をみにいくことができました。感激、感涙でありました。

ライ・クーダーは、映画音楽(パリ・テキサスなど)や最近ではキューバの老ミュージシャンたちと一緒にやって映画にもなった「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」の音楽で有名ですが、元来とってもロックでテックスメックスなおやじ(今では60を過ぎています)なのです。

何といっても私が彼を愛している所以は、その類いまれなスライドギターの音です。ぎゅい~~~~ん♪
そして、世界中の音楽を知り、どんな音楽もライ・クーダ-風にアレンジしてしまう凄い音楽センスと味です。

私は彼の音を15才の時にきいて、それ以来、ずーっとこの人の音楽の大ファンなのです。そんなに長い間「やっぱり一番好き」と言い続けている人はミュージシャン多しといえども、この人だけです。何せ30年来ですからね。。

そもそも彼のアルバム(当時はLPレコード)を、兄の部屋からこっそり持ち出し、自分の部屋でこっそり聴いて以来、「なんていいんだろう。。」と思ったのがはじまり。
兄はこれまでの人生で、ほとんど兄らしい事はしてくれたことがありませんが、彼の音楽的嗜好が、私の音楽人生に影響を与えたことは間違いなく、まぁそれだけでも私にとっては充分といえる存在価値ではあります(笑)

高校の時に出会った男友達らの中には、けっこうブルース好きやテックス・メックス好きがいたから、ライ・クーダーを好んで聴いてる奴なんかもいたけど、女子では皆無。その話題すらしたこともありませんでした。
これは何と、30年経った今でも変わっておらず、私は未だかつて、ライ・クーダが好き、という女性には、日常生活の中で一人も出会ったことがありません( ; ;)

(ちなみに、以前、音楽評論家のピーター・バラカンさんを好きと書いたことがありましたが、それは彼が私の知っている中では唯一、ライ・クーダーのアルバムは出ると全部買うほどのライ・クーダーファンだからです。)

でも当時はそこまで思い入れがあったわけでもなかったのですが、私が彼の音への愛を確信したのはその後、大学生になってから、TVでやっていた「ストリート・オブ・ファイア」という映画を何気なく観ていた時。

映画の中で、ズイ~~~~ンというあのスライドギターの音が入った途端、私は
カッコイイ~~~!!
あの人の音みたいだ。
あの人が弾いているのかもしれない。
いや、きっとあの人の音だ!!

と思いながら映画を最後までみてて、最後のキャプションで

音楽/ライ・クーダー

の文字を見た時、私は彼への愛を確信したのでした(笑)

そう、あの音は、彼でなくてはダメなのです。

しかし、ほとんどレコード、しばらく経ってからはCDで聴くだけで、どうしてそこまで好きなのか、何がそんなに好きなのか、そんな通好みみたいな人の音を(だって、彼のファンはほとんどギーター小僧とか音楽通みたいな人ばかりで)ずっと不明だったんですけど(だって私は音楽通でも何でもないのです)、今にして思えばいろんな要素が浮かび上がってくるのです。

私はどうも、土臭いながら洗練されている、というような一見相反するようなものが融合しているものが好きみたいで。

あとテックスメックス、というのは、テキサス~メキシコの国境あたりの2つの音楽がミックスされたジャンル。ラテンのエネルギーがミックスされています。
ニューオリンズは、ルイジアナ州。
ルイジアナといえば、フランスからの移民が住み着いた場所です。
その辺りには、行った事ないのですが、馴染みの気を感じます。

それに加えて、ライのワールドワイドな音楽感覚と凄いギターテクニック、それらがたまらないのでございます。

私はギタ-の事なんてほとんど知らないし、音楽に詳しいわけでも何でもないのです。ただ、好きなもの、というのはかなりハッキリ感じるだけだと思います。ギターテクニックが凄い人は他にも沢山いるのでしょうが、同じように好きと感じたことはありません。

そう、好きなものが好き。

好きなものは好き。

と、いうことで、好きな所以を書いていたら長くなっちゃた。。
その日はオーチャードホールで、ニック・ロウとの公演でした。

とっても肥えてオッサンになっていたけど、でもでもっ!
音も声も衰えていなかった~
しかも、すごくファンキーだった♪

最近すっかり落ち着いてしまったのかと思っていたので、とても嬉しかったです。またまだロックなスピリットも、ラテンなスピリットも健在。。

やっぱり私は赤土色の大地で育った感覚が、このカラっとファンキーな感じと鋭敏な感性の同居が、好きなんだな~と改めて納得。

しかし、会場がオーチャード・ホールはな~~
(ライさまは、「ホテルみたいな名前のホールだな・・」と言っていました。)
ライブハウスかどっかでお酒でも飲みながら踊りながら聴いたらどんなに楽しいことかと思うのでありました。

だけど~~

至福の時間でございました~~!

ありがとうライさん!!
また日本に来てね!!!

20年前のライさま見る?
カッコいいよ~↓

サントリー EARLY TIMES ライ・クーダー 1988

携帯サイトはこちらhttp://www.maria-angels.jp/m/