日仏学院内のブルーの椅子の教室
日記に書こうと思いながら、もう2週間くらい経ってしまったのですが、東京の日仏学院で「美食の祭典」という催しがあり、友人がブースを出していたので遊びに寄ってきました。
日仏学院は留学前(大学時代)に一時期通っていました。アテネフランセの紫色の建物も懐かしいですが、日仏は久しぶりに行ったら内部が少し改装されていて、お手洗いなんかも赤白青のトリコロールになっていたり、フランスの大学の中にあるようなカフェが出来ていたりして、久々にフランス時代を思い出しました。
イベントは初日で平日+小雨も降っていたので、人も少なく、お庭のブースにはシャンパンとかチーズ、生ハム、クレ-プ、カフェなどのブースも出ていたり、敷地内のレストランでは有名なシェフのデモンストレーションや試食などが行なわれていたのですが、何ともズルズルっと始まっている感じというか、せっかく催すならもっと宣伝とかしてパっとやればいいのに・・というような、バッドオーガニゼーションな雰囲気が、何ともフレンチスタイルなのでございます^^
多分やり始めてから、何となく盛り上がっていって、結果的にはよかった、よかった、とか言うのだと思います、あの人たち^^
でもブルターニュのキャラメルクレープ、美味しかったです。
で、この日は講演会場で、「至福の味」という小説を書いた、結構有名な ミュリエル・バルベリさんという女流作家さんと、寺島しのぶさんがレクチャーというか、仏語と日本語でこの小説の朗読を披露するとかで、覗いてきたのですが、ま~、私としては寺島しのぶさんの女優オーラを観に行こう!みたいなミーハーな気持ちだったのでございます。
が、予想に反して、寺島しのぶさんに女優オーラが出ていないというか、何ですかね、少なからずがっかりするものがありました。
恐らくフランス人と結婚しているということと、舞台女優でもあるということで、この催しに呼ばれたのだと思いますが、デニムにちょっとハードなプリントのTシャツ、黒いシャツ風ジャケットをはおって(ま、何となくこのスタイルで出て来た気持ちは分かりますが)スポットライトを浴びて、シャンパングラスを片手に登場した彼女よりも、作家のミュリエルさんの魅力の方が遥かに勝っていて、ちょっとびっくりしました。
(蛇足ですが、何年か前、歌舞伎座の近くでお茶を飲んでいた時、お母さんの富司純子さんが和服姿で通りを足早に歩いてるのを見かけました。私は富司純子さんて全然好きじゃないのですが、カフェのガラス越しで、しかも通りに背中を向けていた私にも香りが届くような女優オーラを放っていたのを思い出しました。)
ミュリエルさんは、明らかに飾り気のないというか、華奢でほとんど化粧っけのない、モードとは無縁ですというような楚々とした女性。髪もひっつめか何かだったかな?
でも、その発する言葉、というよりも発声、、いや、むしろ声とオーラで放っているものが、本当に魅力的でうっとりしてしまいました。
フランス語だから美しいとか言う事とは全く別のことです。
やはり知性と感性からくるそこはかとない魅力・・といったようなものでした。
隣に座っていた友人も、まったく同じ感想をもったみたいで、「魅力」ということについて、改めて考えた次第でございます。
素敵だったな~。。
だいたいですね、「至福の味」という本は、私も知らなかったのですが、ずーっと料理の事を題材に書いているのですが、料理の味の思い出をその時の人間模様や風景、空気の香りや、心の傷などにも絡めて、官能的にかつ叙情的に書いている本なのです。
あんな本を書く方も書く方ながら、みんなして読む方も読む方だ、やはりフランス的だ、と思うような本なのです。
そういう特異な感性を持っているから魅力的なのか、個性的というか、才能が光っているというのか、何しろ美しいオーラの人でした。
(一般的な目でみれば、綺麗な人、には入らないのでしょうが)
な~んてことで、改めてフランス語って美しいな~と思ったことです。
で、私の友人はフランスの国営放送 TV5(テヴェサンク)の日本事務局を一人で任されてやっているのですが(人使い荒いですよね?)
今は登録すれば、インターネットでも見られるそうで、フランス語お勉強している方々にはとてもためになります。
あと、MACではこれまで見られなかったのですが、7月14日(キャトーズジュイエの革命記念日)より(笑)MACでも見られるようになるそうです。しばらくの間無料らしいので、ご興味ある方はぜひ見てください。
私も見ようと思います。
字幕もついた番組もあるので、とっても役立ちますヨ。
この日の夜は、もう一人別の仏系企業時代の友人も交えて3人で神楽坂のうどんすきを食べに行って美味しかったです^^
携帯サイトはこちらhttp://www.maria-angels.jp/m/
日記に書こうと思いながら、もう2週間くらい経ってしまったのですが、東京の日仏学院で「美食の祭典」という催しがあり、友人がブースを出していたので遊びに寄ってきました。
日仏学院は留学前(大学時代)に一時期通っていました。アテネフランセの紫色の建物も懐かしいですが、日仏は久しぶりに行ったら内部が少し改装されていて、お手洗いなんかも赤白青のトリコロールになっていたり、フランスの大学の中にあるようなカフェが出来ていたりして、久々にフランス時代を思い出しました。
イベントは初日で平日+小雨も降っていたので、人も少なく、お庭のブースにはシャンパンとかチーズ、生ハム、クレ-プ、カフェなどのブースも出ていたり、敷地内のレストランでは有名なシェフのデモンストレーションや試食などが行なわれていたのですが、何ともズルズルっと始まっている感じというか、せっかく催すならもっと宣伝とかしてパっとやればいいのに・・というような、バッドオーガニゼーションな雰囲気が、何ともフレンチスタイルなのでございます^^
多分やり始めてから、何となく盛り上がっていって、結果的にはよかった、よかった、とか言うのだと思います、あの人たち^^
でもブルターニュのキャラメルクレープ、美味しかったです。
で、この日は講演会場で、「至福の味」という小説を書いた、結構有名な ミュリエル・バルベリさんという女流作家さんと、寺島しのぶさんがレクチャーというか、仏語と日本語でこの小説の朗読を披露するとかで、覗いてきたのですが、ま~、私としては寺島しのぶさんの女優オーラを観に行こう!みたいなミーハーな気持ちだったのでございます。
が、予想に反して、寺島しのぶさんに女優オーラが出ていないというか、何ですかね、少なからずがっかりするものがありました。
恐らくフランス人と結婚しているということと、舞台女優でもあるということで、この催しに呼ばれたのだと思いますが、デニムにちょっとハードなプリントのTシャツ、黒いシャツ風ジャケットをはおって(ま、何となくこのスタイルで出て来た気持ちは分かりますが)スポットライトを浴びて、シャンパングラスを片手に登場した彼女よりも、作家のミュリエルさんの魅力の方が遥かに勝っていて、ちょっとびっくりしました。
(蛇足ですが、何年か前、歌舞伎座の近くでお茶を飲んでいた時、お母さんの富司純子さんが和服姿で通りを足早に歩いてるのを見かけました。私は富司純子さんて全然好きじゃないのですが、カフェのガラス越しで、しかも通りに背中を向けていた私にも香りが届くような女優オーラを放っていたのを思い出しました。)
ミュリエルさんは、明らかに飾り気のないというか、華奢でほとんど化粧っけのない、モードとは無縁ですというような楚々とした女性。髪もひっつめか何かだったかな?
でも、その発する言葉、というよりも発声、、いや、むしろ声とオーラで放っているものが、本当に魅力的でうっとりしてしまいました。
フランス語だから美しいとか言う事とは全く別のことです。
やはり知性と感性からくるそこはかとない魅力・・といったようなものでした。
隣に座っていた友人も、まったく同じ感想をもったみたいで、「魅力」ということについて、改めて考えた次第でございます。
素敵だったな~。。
だいたいですね、「至福の味」という本は、私も知らなかったのですが、ずーっと料理の事を題材に書いているのですが、料理の味の思い出をその時の人間模様や風景、空気の香りや、心の傷などにも絡めて、官能的にかつ叙情的に書いている本なのです。
あんな本を書く方も書く方ながら、みんなして読む方も読む方だ、やはりフランス的だ、と思うような本なのです。
そういう特異な感性を持っているから魅力的なのか、個性的というか、才能が光っているというのか、何しろ美しいオーラの人でした。
(一般的な目でみれば、綺麗な人、には入らないのでしょうが)
な~んてことで、改めてフランス語って美しいな~と思ったことです。
で、私の友人はフランスの国営放送 TV5(テヴェサンク)の日本事務局を一人で任されてやっているのですが(人使い荒いですよね?)
今は登録すれば、インターネットでも見られるそうで、フランス語お勉強している方々にはとてもためになります。
あと、MACではこれまで見られなかったのですが、7月14日(キャトーズジュイエの革命記念日)より(笑)MACでも見られるようになるそうです。しばらくの間無料らしいので、ご興味ある方はぜひ見てください。
私も見ようと思います。
字幕もついた番組もあるので、とっても役立ちますヨ。
この日の夜は、もう一人別の仏系企業時代の友人も交えて3人で神楽坂のうどんすきを食べに行って美味しかったです^^
携帯サイトはこちらhttp://www.maria-angels.jp/m/