LOVE 清志郎

「愛し合ってるか～い！？」
の、清志郎さんが亡くなってから、もうかれこれ３週間ほどになるのですが、やけにたびたび想いだすので、ついに日記書いてます。

別に特別すごいファンというわけでもなかったのですが、実は高校生の頃にちょっとした思い出があります。

当時とあるきっかけで良く通うようになったジャズ喫茶があったのですが（「ジャズ喫茶」ってとこが時代を感じさせます）
そこで友達を通じて知り合った男の子達が、キーボードできる子を探しているということで、何となくノリでバンドのメンバーに加わりました。

で、やけに趣味と性格が合ったので、彼らとはみんな高校は違ったんだけど、高校時代の一番の仲良しになりました。
それで、高校二年の１７歳の夏、いろんなバンドが集まってコンサートをやるというイベントがあり、それに出場するということになり、バンド練習の日々を送っていたことがあります。

しかし、コンサート間近になって、メンバーの一人が

「ねぇ、俺らのやる曲さ～、ちょっとマニアックすぎて、みんな知らないからさ、最後に一曲、キャッチーな曲入れようよ」

と、弱気なことを言い出しました。

でも、みんな

「それもそうだね～」

ということになり、選んだ一曲が

RCサクセションの《雨上がりの夜空に》でした。

実際、この曲が一番ウケたのですけどね。

そう、「OK!チャー坊！」の、あの曲です。

そんな事があったせいか、何だかアーティストの死としては、ジョン・レノン以来のショックな出来事かもしれません。

ジョンの時は、学校に行ったら、生物の先生（当時３０代の女性だったと思う）が、

「ジョン・レノンが死んじゃったわね。
アタシ、ゆうべ眠れなかったわよ」

というのを聞いて、さらにしみじみと、いろんな人にショックを与えているんだな～と思って、自分も寂しい気持ちになったものでした。

今回の清志郎のことで、きっとあの時のバンドのメンバー（今でもみんな友達ですが）も、とりたてて「清志郎、死んじゃったね」って連絡とりあったりはしないけれど、きっとあの頃の事を思い出しているのかな～、なんて思ったりします。

↓この曲を聞くと、泣いちゃいます：

デイ・ドリーム・ビリーバー／ウルフルズ＆忌野清志郎

アルバム、《タイマーズ》、サイコ～！

雨あがりの夜空に

こんな夜に　おまえに乗れないなんて

こんな夜に　発車できないなんて

清志郎さん、みんな、あなたのことは忘れないよ！

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