数日前NHKで、人間の男女の染色体に関する研究内容を報告する番組をやっていました。非常に興味深かったです。
染色体は、女性がXX、男性がXYで、性別による体の違いを形成するわけですが、現代人の男性の[Y)染色体は、(X)染色体の数分の一ほどの大きさしかなくなっていているそうです。
つまり、男性の遺伝子というものが、非常に生命力を失ってきている。
これは、遺伝子が繰り返しコピーされるプロセスにおいて、何らかのコピーミスが生じることもあるが、女性のXXは、Xが2つあるので、万が一コピーミスが起こっても、もう1つのXが補う役目をするそうです。
ところが、Yは一つしかないため、傷ついたYはそのまま補われることなく、劣化してきた結果だというのです。
そして、専門の科学者の研究によれば、このままの進度でY染色体の劣化が進めば、500万年後には人間の男性というものは存在しなくなるそうです。(!!)
(500万年後っていつよ?って感じですが・・)
しかも、もしも世界のどこかで染色体の突然変異が起こった場合、もう、すぐにでも人間の男性という種は絶滅する可能性もある、という科学者もいました(!!!!)
この遺伝子の劣化の一つとして、いくつかの原因があげられていましたが、まぁ、遺伝子操作とか、人工授精のような事は、さもありなんという感じですが。だって、本来は、おびただしい数の精子が一つの卵子をめぐって受精卵になろうとし、並外れて生命力の強い精子のみがそれを成し遂げるのですが、今では人工授精によって、受精されるような力のない精子までもが、人間の力で卵子と結合され、遺伝子を受け継いでいるわけです。
まぁ、そのお陰で世界中の沢山の人たちが、この人の子供が欲しいといって、自然では無理な子づくりの恩恵にあずかっています。
精子バンクビジネスもすごかったです。
アメリカだったと思いますが、お見合い登録会社のようなオフィスに女性が訪れ、
「私は結婚はしたくないの。パートナーもいらないわ。
でも望むタイプの子供は欲しいのよ。」
ということで、学歴、家柄、容姿、etc..で精子の提供者のデータによって精子の提供を受けます。
「一番の条件は赤毛よ。赤毛の子供が欲しいの」
とか
(精子バンク社員)「えくぼには興味はある?」
(客)「ええそうね、えくぼもいいわね」
とか言いながら、ブティックか宝石店で商品を選ぶように、精子を選んでいました。(@@)
私もある意味ではかなり発展的な面もありますが、これにはのけぞりました。
で、で、私はこの一連の番組もみて、個人的にどう感じたかというと、
遺伝子の変異は仕方のない事なのだろう、と。
人工的に生命の神秘を操作する事が悪くて、男性の染色体が劣化し消滅したとしても、それが人類への罰で、それを反省するとか何とか、そういう問題ではないだろうな、と思うわけです。
むろん、因果応報ということで、原因があれば、結果があるだけですね。
興味深かったのは、遺伝子の劣化の要因の一つに「一夫一婦制」
があるとの説明でした。
手間のかかる子育てを、一組のつがいでしようとするシステムをつくったために、種の劣化がおきているそうな。。
こういう話しをすると、では、縄文時代とか、ある昔ながらの種族のように、女性が数人の男性を相手にするとか、あるいはその逆の、強い遺伝子を残した古代に戻ればいい、という意見もあると思うのですが、私としては、それはやはり、野蛮な意見だと思うのです。
歴史を戻ることは出来ないし、過去がよかったわけでもないと思うからです。
私はどちらかというと、漠然と感じたことは、
いよいよ人類も、男と女の長い、長ーい、長ーーーーい、愛憎劇を終える時が近づいたのかもね、
という事です。
というか、もういい加減いいんじゃない? って感じですよね。
男でもない、女でもない、というのが、本来の姿ではないでしょうか。
宇宙人ぽいですけれどね。
観音さまや、天使も男でも女でもなかったりします。
男の、あるいは、女の記憶をもつ新人類、ぐらいになったりして。。
生殖活動は、意識とエネルギーで行われたり。
結婚制度というのも、いつか無くなるとは思いますが、思いのほか、それは近い将来なのかもしれません。
どちらにしても、変異は進化だと思います。
諸行無常ですから、形あるもの、現象世界で変らないものはないし、
それでも変らない普遍のものは、存在するわけで。
大切なことは、それだけで、、。
人類はどんな進化を遂げるのでしょうか。
それは、わたしたちの、意識そのものですね。
はっきりいって、わたしは楽しみにしています。
数日前NHKで、人間の男女の染色体に関する研究内容を報告する番組をやっていました。非常に興味深かったです。
染色体は、女性がXX、男性がXYで、性別による体の違いを形成するわけですが、現代人の男性の[Y)染色体は、(X)染色体の数分の一ほどの大きさしかなくなっていているそうです。
つまり、男性の遺伝子というものが、非常に生命力を失ってきている。
これは、遺伝子が繰り返しコピーされるプロセスにおいて、何らかのコピーミスが生じることもあるが、女性のXXは、Xが2つあるので、万が一コピーミスが起こっても、もう1つのXが補う役目をするそうです。
ところが、Yは一つしかないため、傷ついたYはそのまま補われることなく、劣化してきた結果だというのです。
そして、専門の科学者の研究によれば、このままの進度でY染色体の劣化が進めば、500万年後には人間の男性というものは存在しなくなるそうです。(!!)
(500万年後っていつよ?って感じですが・・)
しかも、もしも世界のどこかで染色体の突然変異が起こった場合、もう、すぐにでも人間の男性という種は絶滅する可能性もある、という科学者もいました(!!!!)
この遺伝子の劣化の一つとして、いくつかの原因があげられていましたが、まぁ、遺伝子操作とか、人工授精のような事は、さもありなんという感じですが。だって、本来は、おびただしい数の精子が一つの卵子をめぐって受精卵になろうとし、並外れて生命力の強い精子のみがそれを成し遂げるのですが、今では人工授精によって、受精されるような力のない精子までもが、人間の力で卵子と結合され、遺伝子を受け継いでいるわけです。
まぁ、そのお陰で世界中の沢山の人たちが、この人の子供が欲しいといって、自然では無理な子づくりの恩恵にあずかっています。
精子バンクビジネスもすごかったです。
アメリカだったと思いますが、お見合い登録会社のようなオフィスに女性が訪れ、
「私は結婚はしたくないの。パートナーもいらないわ。
でも望むタイプの子供は欲しいのよ。」
ということで、学歴、家柄、容姿、etc..で精子の提供者のデータによって精子の提供を受けます。
「一番の条件は赤毛よ。赤毛の子供が欲しいの」
とか
(精子バンク社員)「えくぼには興味はある?」
(客)「ええそうね、えくぼもいいわね」
とか言いながら、ブティックか宝石店で商品を選ぶように、精子を選んでいました。(@@)
私もある意味ではかなり発展的な面もありますが、これにはのけぞりました。
で、で、私はこの一連の番組もみて、個人的にどう感じたかというと、
遺伝子の変異は仕方のない事なのだろう、と。
人工的に生命の神秘を操作する事が悪くて、男性の染色体が劣化し消滅したとしても、それが人類への罰で、それを反省するとか何とか、そういう問題ではないだろうな、と思うわけです。
むろん、因果応報ということで、原因があれば、結果があるだけですね。
興味深かったのは、遺伝子の劣化の要因の一つに「一夫一婦制」
があるとの説明でした。
手間のかかる子育てを、一組のつがいでしようとするシステムをつくったために、種の劣化がおきているそうな。。
こういう話しをすると、では、縄文時代とか、ある昔ながらの種族のように、女性が数人の男性を相手にするとか、あるいはその逆の、強い遺伝子を残した古代に戻ればいい、という意見もあると思うのですが、私としては、それはやはり、野蛮な意見だと思うのです。
歴史を戻ることは出来ないし、過去がよかったわけでもないと思うからです。
私はどちらかというと、漠然と感じたことは、
いよいよ人類も、男と女の長い、長ーい、長ーーーーい、愛憎劇を終える時が近づいたのかもね、
という事です。
というか、もういい加減いいんじゃない? って感じですよね。
男でもない、女でもない、というのが、本来の姿ではないでしょうか。
宇宙人ぽいですけれどね。
観音さまや、天使も男でも女でもなかったりします。
男の、あるいは、女の記憶をもつ新人類、ぐらいになったりして。。
生殖活動は、意識とエネルギーで行われたり。
結婚制度というのも、いつか無くなるとは思いますが、思いのほか、それは近い将来なのかもしれません。
どちらにしても、変異は進化だと思います。
諸行無常ですから、形あるもの、現象世界で変らないものはないし、
それでも変らない普遍のものは、存在するわけで。
大切なことは、それだけで、、。
人類はどんな進化を遂げるのでしょうか。
それは、わたしたちの、意識そのものですね。
はっきりいって、わたしは楽しみにしています。