ゆうべ友人2人と飲み会で(といっても私はほとんどお酒は飲めないですが)そのうちの1人は今とっても大変な状況なので、皆で久々に会ってストレス発散したい、と言っていたので、もちろん歓迎~と、いつもの居酒屋さんへ。(なぜかこのメンバーだといつもここ。。)

彼女は最近突然お父様を亡くされ、父娘の関係性があまり良くなかったので、それだけでもショックなのに、亡くなってみたら家族も知らなかった沢山の問題が山積していて、一家は大変な状況に。。

もともとお母様は思い病気をわずらっていらして、彼女は今や、会社から帰ってからもお母さんのお世話、そして空いた時間に、そのお父さんの残務処理、資金のため奔走、弟さんもいるものの、少し精神的に弱く、姉を頼り切っている状態。。今や彼女は一家の大黒柱です。

でも、そんな彼女はいつも明るいのですが、それが無理に明るく立派にやっている、というのじゃない。シリアスになんかなってるヒマないよ、だって片っ端からやっつけていかないと、どうしようもないからサーといって、悲劇のヒロインになる気は毛頭ないのだ。

お父さんが亡くなって彼女の人生は一変した。
それは、身近な人でも、どうして?と思うようなことかもしれない。
好きな踊りもやめて、生活も切り詰めて、どうやってこれからやっていくのだ?と考えるヒマもなく、淡々と忙しく生きている。

だけど彼女は、妙な話し、「自分でも生きてる、、って感じがするんだよ」といって笑うのだ。

最後までお父さんに優しくできなかった自分に対する責めの気持ちもあるけれど、こんなに問題だらけの人だったのに、沢山の人から愛されていたお父さん。お葬式にも大勢の方々がみえていた。そのお父さんを、今ようやく身近に感じて、そしてお父さんが作った負の遺産を自分が返していくこと、それは本当にとんでもない事だけれど、だけど今、彼女がそれを受け入れて、お父さんの良いところも、そして弱いところも受け入れて、生きていこうとしている、そういう今の気持ちになれたのも、実はお父さんがくれたものだと思って、はじめて感謝の気持ちが湧いてきている、と言うのだ。

一片のキレイ事もなく、まったく冗談じゃないのヨ~っと、洗いざらいアレコレこの数ヶ月間の想像を絶する展開の話しをしてくれて、発散しながらも、そんな一言を、ああ、本音なんだな、と分かる感謝の一言を漏らす彼女を、私は心から愛すべき人だと思いました。

この事態をそんなふうに受け取れる、その事自体が彼女が生きて来た成長の証だし、私はそれを友達として、とても誇りに感じたのだ。

「ヤメテ、それ以上言うと泣くから」

と、言うが、泣けばいいじゃん、と思った。

今、世の中の経済状態がこんななんで、会社が倒産したとか、再就職先がなかなか見つからないとか、借金が返せないとか、目の前が真っ暗闇に見えそうな、そんな方々も沢山いる。本当に大変な状況ではある。

だけど、誰もが、生きていかなくちゃならないのだ。
死んではいけません。

数ヶ月ぶりで、たくさんビールを飲んでいた、この友達。
後からメールを送ってきた。

「愚痴暴走してゴメンよ。
強いって褒めてもらったけど、やっぱり基本不安定かもしれない。今日ラジオで、↓の曲がかかっていたら、号泣しちゃって、あ、やっぱり自分結構キツイんだ、って思った」って。

オイ、オイ、今ごろ気づくなよ・・。

友人Kを泣かせたのは、この曲です:

雨ニモマケズ 宇佐元恭一

私もはじめて聞いたのですが、この人、宮沢賢治のファンでも何でもなかったらしいが、ある時ふと閃いて、賢治の祖先に許可もらいにいって、曲にしたらしいです。

こんな気持ちだったんだね、Kちゃん。
お父さんの気持ちとシンクロしたのかもしれないね。お父さん、ちょっとうまく出来なかったけどね・・。

私はあなたを誇りに思うよ。
いつも、友達だよ。

忍耐は、抑圧からくるものだったら、全然必要ナシ、と思う。

ただ、何かの目的のために、或るは何かを創りあげるために、或は何かに到達するために、好きでやる忍耐はかけがえのないものだと感じる。

みんな、それぞれに頑張っている人が、私の周りにも沢山います。

今、誇りに思う、て言ったけど、この言葉って、
「友達を誇りに思う」
とか言ってるけど、そんな友達をもつ自分に「誇りをもっている」ってことで、どこまでもエゴやな~、、と思った。

それでも、いいや。

私は彼女、Kちゃんを、そしてそれぞれに何かのために、自分にチャレンジしている友人たちを、誇りに思うのです。

ゆうべ友人2人と飲み会で(といっても私はほとんどお酒は飲めないですが)そのうちの1人は今とっても大変な状況なので、皆で久々に会ってストレス発散したい、と言っていたので、もちろん歓迎~と、いつもの居酒屋さんへ。(なぜかこのメンバーだといつもここ。。)

彼女は最近突然お父様を亡くされ、父娘の関係性があまり良くなかったので、それだけでもショックなのに、亡くなってみたら家族も知らなかった沢山の問題が山積していて、一家は大変な状況に。。

もともとお母様は思い病気をわずらっていらして、彼女は今や、会社から帰ってからもお母さんのお世話、そして空いた時間に、そのお父さんの残務処理、資金のため奔走、弟さんもいるものの、少し精神的に弱く、姉を頼り切っている状態。。今や彼女は一家の大黒柱です。

でも、そんな彼女はいつも明るいのですが、それが無理に明るく立派にやっている、というのじゃない。シリアスになんかなってるヒマないよ、だって片っ端からやっつけていかないと、どうしようもないからサーといって、悲劇のヒロインになる気は毛頭ないのだ。

お父さんが亡くなって彼女の人生は一変した。
それは、身近な人でも、どうして?と思うようなことかもしれない。
好きな踊りもやめて、生活も切り詰めて、どうやってこれからやっていくのだ?と考えるヒマもなく、淡々と忙しく生きている。

だけど彼女は、妙な話し、「自分でも生きてる、、って感じがするんだよ」といって笑うのだ。

最後までお父さんに優しくできなかった自分に対する責めの気持ちもあるけれど、こんなに問題だらけの人だったのに、沢山の人から愛されていたお父さん。お葬式にも大勢の方々がみえていた。そのお父さんを、今ようやく身近に感じて、そしてお父さんが作った負の遺産を自分が返していくこと、それは本当にとんでもない事だけれど、だけど今、彼女がそれを受け入れて、お父さんの良いところも、そして弱いところも受け入れて、生きていこうとしている、そういう今の気持ちになれたのも、実はお父さんがくれたものだと思って、はじめて感謝の気持ちが湧いてきている、と言うのだ。

一片のキレイ事もなく、まったく冗談じゃないのヨ~っと、洗いざらいアレコレこの数ヶ月間の想像を絶する展開の話しをしてくれて、発散しながらも、そんな一言を、ああ、本音なんだな、と分かる感謝の一言を漏らす彼女を、私は心から愛すべき人だと思いました。

この事態をそんなふうに受け取れる、その事自体が彼女が生きて来た成長の証だし、私はそれを友達として、とても誇りに感じたのだ。

「ヤメテ、それ以上言うと泣くから」

と、言うが、泣けばいいじゃん、と思った。

今、世の中の経済状態がこんななんで、会社が倒産したとか、再就職先がなかなか見つからないとか、借金が返せないとか、目の前が真っ暗闇に見えそうな、そんな方々も沢山いる。本当に大変な状況ではある。

だけど、誰もが、生きていかなくちゃならないのだ。
死んではいけません。

数ヶ月ぶりで、たくさんビールを飲んでいた、この友達。
後からメールを送ってきた。

「愚痴暴走してゴメンよ。
強いって褒めてもらったけど、やっぱり基本不安定かもしれない。今日ラジオで、↓の曲がかかっていたら、号泣しちゃって、あ、やっぱり自分結構キツイんだ、って思った」って。

オイ、オイ、今ごろ気づくなよ・・。

友人Kを泣かせたのは、この曲です:

雨ニモマケズ 宇佐元恭一

私もはじめて聞いたのですが、この人、宮沢賢治のファンでも何でもなかったらしいが、ある時ふと閃いて、賢治の祖先に許可もらいにいって、曲にしたらしいです。

こんな気持ちだったんだね、Kちゃん。
お父さんの気持ちとシンクロしたのかもしれないね。お父さん、ちょっとうまく出来なかったけどね・・。

私はあなたを誇りに思うよ。
いつも、友達だよ。

忍耐は、抑圧からくるものだったら、全然必要ナシ、と思う。

ただ、何かの目的のために、或るは何かを創りあげるために、或は何かに到達するために、好きでやる忍耐はかけがえのないものだと感じる。

みんな、それぞれに頑張っている人が、私の周りにも沢山います。

今、誇りに思う、て言ったけど、この言葉って、
「友達を誇りに思う」
とか言ってるけど、そんな友達をもつ自分に「誇りをもっている」ってことで、どこまでもエゴやな~、、と思った。

それでも、いいや。

私は彼女、Kちゃんを、そしてそれぞれに何かのために、自分にチャレンジしている友人たちを、誇りに思うのです。